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見えている状態ではないポートレート写真ライティングで差をつけろ

投稿日:2023年7月30日 最終更新日:2023年7月30日 記事制作:kojo 写真は真実を写すと言われるけれど、プロフェッショナルな機材を使って人間の目にうつらない世界を表現することができます。人に光をあてる技術で内面的な魅力を描き出します。そんなライティングの一例をお伝えします。 キーライトとは メインになる人物にあてる一番強い光です。 今回はサイドからのライトをキーライトとしました。 ビューティーディッシュと呼ばれるリフレクターの中心に反射板のあるアクセセリーに グリッドをつけて使っているシュミレーションです。 グリッドをつけると照射角度が狭くなり、背景に光が入りませんし、 レンズに強い光が入ることで起こるゴーストやフレアといった画質の低下を引き起こしにくくします。 そのキーライトにキッカーライトを入れます。 キッカーライトとは 背景との分離をその主な目的として使われるアクセントライトです。 黒くて背景と同化しがちな髪の毛や、足元のバック紙、肩筋などにハイライトを入れます。 この二つのライトを使って撮影をすると次のような結果の写真になります。 全体図をお見せします。 実は、背景の色はサベージのコーラルというサーモンピンクのような色です。 写真では白くても、黒くても、ピンクでも多くの光をあてると白くなります。 光をあてなければ、黒くなります。…