投稿日:2023年8月16日 最終更新日:2023年8月16日 記事制作:kojo
今回はあなたが作成し、所有するNFTをX (旧Twitter)のプロフィールに表示する方法を詳しく説明します。それには以下のステップが必要です:
- MetaMaskの設定
- OpenSeaでのNFTのミント
- MetaMaskの別ウォレットの作成
- NFTのトランスファー
それでは、一つ一つ詳しく見ていきましょう。
1. MetaMaskの設定
MetaMaskは、Ethereumブロックチェーンとやり取りするためのブラウザ拡張機能です。まず、MetaMaskを設定しましょう。
- MetaMaskの公式ウェブサイトからMetaMaskのブラウザ拡張機能をダウンロードしてインストールします。
- MetaMaskを開き、「新しいウォレットを作成」を選択します。
- 秘密の復元フレーズ(12語のパスワード)をメモし、安全な場所に保管します。これはウォレットの復元やパスワードのリセットに重要な役割を果たします。
- ウォレットの設定が完了したら、次にEthereumを購入します。これは、NFTを移動(トランスファー)するために必要なガス料(トランザクションの手数料)を支払うためです。また、好きなNFTの購入にも使います。
私の場合は販売所でEthereumを購入しました。今はメタマスクでも購入できるようです。
2. OpenSeaでのNFTのミント
次に、OpenSeaというマーケットプレイスでNFTをミント(作成)します。
- OpenSeaのウェブサイトを開き、「Create」をクリックします。
- 「My Collections」をクリックし、「Create New Collection」を選択します。
- コレクションの詳細を入力します。名前、説明、ロゴ画像などを設定できます。
- 「Add Items」をクリックし、アイテムの詳細を入力します。ここではアイテムの名前、説明、画像または動画、カテゴリなどを設定できます。
- 全ての詳細を入力したら、「Create」をクリックします。これでNFTがミントされます。
3. MetaMaskの別ウォレットの作成
次に、MetaMaskで新たなウォレットを作成します。これはX(旧Twitter)のプロフィールに表示するNFTを管理するためのものです。NFTを作ったウォレットから、Xに登録したウォレットに転送することでNFTが記録される仕組みです。
- MetaMaskを開き、右上のアイコンをクリックします。
- 「Create Account」を選択します。
- 新しいアカウントの名前を入力し、「Create」をクリックします。
4. NFTのトランスファー
最後に、ミントしたNFTを新たに作成したウォレットにトランスファーします。
- OpenSeaを開き、先ほどミントしたNFTのページに移動します。
- 「Transfer」をクリックします。
- 「To Address」に新たなウォレットのアドレスを入力します。これはMetaMaskを開き、新しいアカウントを選択して「Account Details」からコピーできます。
- 「Transfer」をクリックしてトランスファーを完了します。
以上で、新しいウォレットにNFTが表示され、それをX(旧Twitter)のプロフィールに表示する準備が整いました。
5.X(旧ツイッター)ブルーのサブスク契約
PCからサブスク契約するとリーズナブルです。スマホからだと少し高くなります。
最初に行うのはPCからアクセスして、ツイッターブルーの契約を行うことです。
次に、Twitterにメタマスクを登録します。スマホアプリを起動して以下の手順が必要です。
- Twitterアカウントにログインします。
- プロフィール画像をクリックし、NFTを選択を選びます。
- 「自分の作った画像をトランスファーしたメタマスクアドレス(0xで始まる16桁の英数字)を入力します。
- 入力後、ページ下の「保存」をクリックします。
これでTwitterプロフィールにメタマスクアドレスが登録されます。メタマスクアイコンも自動的に表示されるようになります。
メタマスクアドレスをTwitterに登録することで、他のユーザーから直接クリプト送金を受け取ることができるようになります。セキュリティのため、メタマスクアドレス以外のウォレットアドレスはTwitterに公開しないことをおすすめします。
知っておきたい便利な情報
ガス料節約のための最適なタイミング
Ethereumネットワークのトランザクション料金(ガス料)は、ネットワークの利用状況により変動します。混雑していない時間帯にトランザクションを行うと、ガス料を節約できます。
MetaMaskのセキュリティ
MetaMaskはあなたの秘密鍵をブラウザに保存します。これは、不注意な場合にセキュリティリスクとなり得ます。常に最新のアンチウイルスソフトを使用し、不審なウェブサイトやメールからのリンクをクリックしないようにしましょう。また、秘密の復元フレーズは絶対に他人に教えないでください。
OpenSeaの活用
OpenSeaはNFTを売買するだけでなく、自分のNFTを展示することもできます。OpenSeaのコレクション機能を活用して、自分だけのデジタルギャラリーを作りましょう。また、NFTの価値はその独自性やアーティスト、コミュニティの背景によって大きく変動します。購入前には十分にリサーチを行い、価値のある作品を見極めることが重要です。
X(旧Twitter)の新機能:X(ツイッター)ブルー
最後に、X(旧Twitter)はNFTをプロフィール画像として表示する新機能をリリースしました。これにより、自分が所有するNFTを自慢するだけでなく、そのNFTに対する所有権を証明することも可能になります。